鈴木優磨2ゴールで通算17点!!橋岡大樹2アシスト。シント=トロイデンが1部残留確定
シント=トロイデンの鈴木優磨。(C)STVV
2人退場のベフェレンに4-2快勝。橋岡は凡ミスを帳消し。
[ベルギー1部 31節] ベフェレン 2-4 シント=トロイデン/2021年4月6日(日本時間7日2:00)/フレシエル・スタディオン
ベルギー1部(ジュピラー・プロ・リーグ)の31節、シント=トロイデンVV(STVV)がバースラント・ベフェレンに4-2の勝利を収めて、2021-22シーズンの1部残留を確定させた。日本人選手では鈴木優磨が2ゴール、橋岡大樹が2アシスト(そのうち1アシストが鈴木の得点)、シュミット・ダニエルもフル出場。
試合開始1分、橋岡が相手の当たりそこないのシュートを後方に逸らすと、ミヒャエル・フライに拾われてシュートを決められる凡ミスをしてしまう。
しかし27分、ベフェレンのセルビア人DFアレクサンダル・ヴコティッチがタッチライン沿いで揉み合ったSTVVの選手の後頭部を小突き、これがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経てレッドカードの対象となって一発退場処分に。
数的優位に立ったSTVVは、32分、鈴木がストライカーらしい嗅覚を生かした飛び出しからボレーでねじ込み同点とする。51分には右SB橋岡の折り返しをイロンベ・ムボヨが冷静に決めて2-1と逆転に成功する。
73分、ベフェレンはもう一人退場者を出して、9人対11人になる。すると75分、鈴木の強烈なシュートがディフレクションとなってムボヨに当たり3点目。1点返されたものの、84分、橋岡のややマイナスのクロスを鈴木がダイレクトで合わせて、この日自身2点目、チームにとっては勝利を確実にする4点目をもたらす。
鈴木は2ゴール、橋岡も2アシストを記録。STVVが4-2で勝利を収め、10勝8分14敗の勝点38、14位で1部残留を確定させた。
鈴木は32試合・17得点・4アシスト、橋岡は4試合・3アシスト。シュミットは23試合出場。
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[文:サカノワ編集グループ]