【高校選手権】安斎颯馬ハットトリック、浦和内定の藤原優大も1得点!青森山田が矢板中央に快勝、決勝進出
青森山田高の安斎颯馬(撮影は準々決勝)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
名須川真光も決める!
[高校選手権 準決勝] 青森山田5-0 矢板中央/2021年1月9日/埼玉スタジアム ※45分ハーフ
全国高校サッカー選手権準決勝、青森山田が5-0で矢板中央に勝利を収め、準優勝だった前回大会に続く決勝進出を果たした。97回以来2大会ぶり三度目の優勝へ、あと1勝に迫った。安斎颯馬がハットトリックを達成した。
立ち上がりは球際で激しい攻防を繰り広げた両チームだが、次第に青森山田が高い位置からのプレッシングとポゼッションが噛み合っていく。
開始16分、素早い展開から抜け出した安斎が左足を振り抜く。GK藤井陽登の手をかすめる強烈なショットを突き刺し、先制に成功する。
35分には内田陽介のロングスローから、浦和レッズへの加入が内定しているDF藤原優大が高さを生かして叩き込み2点目!
後半に入っても、青森山田の強度の高さは変わらない。開始1分、ゴール前のディフレクションからこぼれたボールを安斎が豪快にねじ込み3-0に。後半5分、名須川真光も決めて、試合を決定づける。そして後半29分、藤森颯太のクロスに安斎が合わせて、ハットトリックを達成してみせる。
GK韮澤廉、藤原、いわてグルージャ盛岡への加入が内定しているタビナス・ポール・ビスマルクを中心とした守備陣が最後まで高い集中力を発揮。青森山田が矢板中央の粘り強い攻撃に対応し、5-0と無失点に抑え、決勝へとコマを進めた。
決勝の山梨学院対青森山田は1月11日14時5分から、埼玉スタジアムで行われる。新型コロナウイルスの感染防止のため、準決勝、決勝ともに無観客で開催される。
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[文:サカノワ編集グループ]