中国の13クラブ、八百長や賭博で処分。上海申花など最大・勝点10剥奪
中国のサポーター 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
上海海港、北京国安、山東泰山、武漢三鎮の有力クラブも
中国サッカー協会(CFA)は1月29日、八百長や違法賭博などに関与したとされるクラブと関係者に対する処分を発表した。公安・司法当局から国家体育総局と中国サッカー協会に提供された捜査資料をもとに、規律・道徳委員会が審議し、13クラブに対して2026シーズンの勝点剥奪と罰金処分を科すと決めた。
対象となった13クラブには、上海申花、上海海港、北京国安、山東泰山、武漢三鎮といった中国スーパーリーグの有力クラブも含まれる。勝点剥奪は最大で10ポイントに及ぶ。
処分対象となった13クラブと剥奪された勝点の内訳は次のとおり。
天津津門虎と上海申花が勝点10、青島海牛が勝点7、山東泰山と河南足球クラブが勝点6、武漢三鎮、浙江職業足球クラブ、上海海港、北京国安がそれぞれ勝点5、長春亜泰が勝点4、梅州客家、蘇州東呉、寧波職業足球クラブが勝点3。
あわせて、各クラブには不正行為、情状、社会的影響を踏まえた罰金が科され、最高で100万元(約2000万円)の支払いが命じられた。これらの処分は、2026シーズンの中国超級リーグに反映される。
また、個人に対する処分も厳しい内容となった。
人民法院で有罪と認定されたチェン・シーユエン氏(陳戌源 元中国サッカー協会会長)やリー・ティエ氏(李鉄 元中国代表監督)ら73人に対し、サッカーに関わるあらゆる活動を生涯禁止とする処分が下された。
さらに、刑事責任は問われなかったものの、重大な規律違反があったと判断された3人についても、2026年1月29日から2031年1月28日までの5年間、サッカー関連活動禁止処分が科された。
中国サッカー協会は公式声明で、「業界規律を厳格にし、サッカー環境を浄化し、競技の公平性を守るための措置だ」と説明。汚職や八百長に対しては今後も「ゼロトレランス」の姿勢を貫き、違反が確認され次第、厳正に対処していく方針を強調した。
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