【W杯】ヤマルのPK獲得は『誤審』か。VARがハンドに気付かず!? スペインvsフランス、疑惑の判定が明暗を分ける
北中米W杯準決勝スペインvsフランス戦、ディニュのキッキングの直前、ヤマルの腕にボールが当たっていたようだが…。写真:ロイター/アフロ
審判によっては、異なる判定を下していた可能性。
[北中米W杯 準決勝]フランス 0-2 スペイン/2026年7月15日4:00(現地14日)/ダラス・スタジアム
FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)準決勝、スペイン代表がミケル・オヤルサバルのPKによる先制弾、ペドロ・ポロの追加点で、フランス代表に2-0の勝利を収め、6大会ぶりの決勝進出を決めた。
20分、右サイドからペナルティエリアに進入したラミン・ヤマルに、宙に浮いたボールをクリアしようとしたリュカ・ディニュは察知できず。ディニュはヤマルを蹴ってしまい、イバン・バルトン主審はキッキングのファウルによりPKを宣告した。このキックをミケル・オヤルサバルが決めて、スペインは先制に成功した。
しかし、このシーンを確認すると、落下するボールに対してヤマルが左腕を体に付けつつも、突き出した肘にボールが当たっているようにも見える。
アクシデンタルにボールが腕部分に当たっても、すべてがハンドのファウルになるわけではない。
しかし、IFAB(国際サッカー評議会)の定める競技規則では、次のように、ゴールに直結するプレーで腕に触れた場合は、偶発的なケースも含め、ハンドの反則となる。
◎ハンドの反則になるケース
相手チームのゴールに次のように得点する。
・ 偶発的であっても、ゴールキーパーを含め、自分の手や腕から直接
・ 偶発的であっても、ボールが自分の手や腕に触れた直後に
今回はPKという得点機に直結するため、腕部分にボールが当たっていた場合、「競技規則によりハンドの反則」となるケースだ。
ただし今回、VARオペレーションルームもこのPKについてはチェックしていたはずだが、ハンドの有無について確認していたかどうかのアナウンスはなかった。
もちろん明らかなハンドとは言えなかったかもしれない。また、ディニュがヤマルを蹴っていたのも事実だ。
ただ、審判(VARを含め)によっては、その直前、ハンドの反則をとっていた可能性もあった。それだけに、微妙な判定が、この大一番の明暗を左右することになってしまった。
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