【鹿島】メルカリスタジアムが完全キャッシュレス化。全店舗で現金決済終了、WAON販売・現金チャージ機も設置

メルカリスタジアム (C)SAKANOWA

8月15日の名古屋戦から導入。会計時間短縮とDX推進へ。

 J1リーグの鹿島アントラーズは7月15日、2026-27シーズンからホームゲーム開催時のメルカリスタジアム(一部場外を含む)での決済を「完全キャッシュレス化」すると発表した。8月15日に開催される2026-27シーズンのホーム開幕戦、J1リーグ第2節の名古屋グランパス戦から導入される。

 これに伴い、スタジアム内の全店舗・窓口で現金決済を終了。来場者にはキャッシュレス決済の事前準備を呼びかけている。

 クラブは今回の取り組みについて、新たな観戦体験(CX)の提供と、スタジアム運営のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が目的と説明している。飲食売店やグッズショップでの会計時間を短縮し、試合前やハーフタイムに発生する行列や待ち時間の緩和を目指す。また、現金の受け渡しをなくすことで衛生面やセキュリティの向上、店舗運営の効率化にもつなげ、安全で快適な「スマートスタジアム」の実現を図るとしている。

 対象は、メルカリスタジアムで開催される鹿島主催のホームゲーム(J1リーグ、ルヴァンカップ)。場内外の飲食売店、グッズ売店、パートナー企業や自治体などの特設ブース、キッズパーク、キッズハウス、カシマサッカーミュージアム、当日券販売所などで現金が利用できなくなる。

 一方、敷地内の自動販売機や、アントラーズスポーツクリニックなどスタジアム常設営業店舗は対象外となる。

 また、キャッシュレス決済に対応していない来場者向けのサポート体制も整備。スタジアム内ではWAONカードを販売し、現金でチャージできる「WAONチャージャー(現金チャージ機)」を新設する予定だ。

 なお、交通系ICカードへのチャージは最寄りの鹿島サッカースタジアム駅に設置された簡易チャージ機を利用できるが、スタジアム内にはWAON以外の電子マネー向け現金チャージ機は設置されないため、事前のチャージが必要となる。

 利用可能な決済ブランドや運用方法の詳細については、後日あらためて案内される。

 鹿島サッカースタジアム駅は、2021年の東京オリンピック開催まで交通系ICカードに対応しておらず、導入は「ようやく」と言えるタイミングだった。また現在も、鹿嶋市内では現金決済が中心のタクシー事業者がほとんどだ。スタジアムの完全キャッシュレス化に向けては、周辺エリアも含めた理解と環境整備が欠かせない。

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