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【鹿島×浦和】4強進出へ内田篤人が挙げたキーマン二人「慎三さんと…」

ルヴァンカップ準々決勝第1戦での鹿島の内田篤人。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

第1戦、興梠の”脅威”を平均23歳台の若い最終ラインが早めに経験できたとも言える展開に。

[ルヴァン杯 準々決勝 2nd] 鹿島 – 浦和/2019年9月8日18:30/カシマサッカースタジアム

 ルヴァンカップの準々決勝第2戦、鹿島アントラーズは、浦和レッズに引き分けか勝利、あるいは第1戦にアウェーゴール3点を決めており、0-1、1-2の1点差負けでもベスト4に勝ち上がれる。ホームで試合を迎えられ、優位の立場ではある。ただ第1戦の後半に2失点を喫しているだけに、改善も求められる。

 第2戦に向けて、鹿島のキャプテン内田篤人が浦和のキーマン二人を挙げていた。

 一人は興梠慎三。第1戦の後半途中からピッチに入り、鹿島の若い最終ラインを相手に主導権を握られ、2点をもたらされた。

 ただし、鹿島と同じくアジアチャンピオンズリーグ(ACL)と天皇杯の連戦が続く浦和は、できれば興梠を温存し、勝負どころで起用したいと意図していたことが見て取れた。言い換えれば、その興梠をより早い時間にベンチから引っ張り出し、平均年齢23歳台の若い最終ラインは、彼の脅威を経験できた。前向きに捉えれば、そうなるだろう。

 内田は言う。

「慎三さんが入ると、全然違ってくる。相変わらず、あの人が入ると変わってくる」

 一方で、「逆に、慎三さんや柏木陽介がいないと、前半のようなレッズになるのかなとは感じている。今のレッズは、陽介もそう。そこが一つのポイントかな、次の試合の」と、柏木をもう一人のキーマンに挙げていた。昨年のカシマスタジアムでの天皇杯準決勝、CKからマウリシオの決勝点をアシストしたのも柏木だった。そういったこともあり、どこか”嫌”なイメージがあるようだ。

 柏木は8月23日の松本山雅FC戦(浦和は1-2で敗れる)で久々に先発したものの、足に違和感を覚えて大事をとり途中交代し、そこから出場機会を得られずにいる。果たして浦和の10番がピッチに立つことはあるのか? 

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[取材・文:塚越 始]

Topics:J.LEAGUE YBC Levain CUP QUARTER-FINALS 2nd Leg;Kashima Antlers vs Urawa reds – Atsuto Uchida lists two players as keyman.

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