【清水】金井貢史が名古屋から完全移籍で加入「監督の目指すサッカーを体現する」
鳥栖での金井貢史。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
昨季途中から鳥栖で10試合4ゴール、J1残留に大きく貢献する。
昨季途中からサガン鳥栖に期限付き移籍していた名古屋グランパスのDF金井貢史が2020シーズン、清水エスパルスに完全移籍することが決定した。
金井は1990年2月5日、神奈川県出身、29歳。175センチ・70キロ。これまでのキャリアは、あざみ野F.C. ― 横浜F・マリノスJrユース ― 横浜FMユース ― 横浜FM ― サガン鳥栖 ― ジェフユナイテッド千葉 ― 横浜FM ― 名古屋グランパス ― 鳥栖 ― 名古屋 ― 清水エスパルス。
昨シーズンは、J1リーグで名古屋3試合・0得点、鳥栖で10試合・4得点。通算成績はJ1リーグ153試合・15得点、J2リーグ35試合・5得点。
金井は名古屋のファンに向けて、次のようにコメントしている。
「このたび、清水エスパルスに完全移籍することになりました。
まだ、なにも成し遂げていないので今年は……と思っていましたが今後のサッカー人生でさらなる成長をしたいと思い、この決断にいたりました。
2018年の夏に加入させていただき、あの最終節で残留が決まったことを僕は一生忘れません。そして、満員の豊田スタジアム、パロマ瑞穂スタジアムでプレーできたことも誇りに思います。
みなさんには本当に感謝しかありません。
本当にありがとうございました」
一方、清水のファンには、次のようにあいさつしている。
「このたび、名古屋グランパスから加入することになりました金井貢史です。
このようなタイミングで移籍することにより、色々な方のご協力に感謝しております。
エスパルスのため、監督の目指すサッカーをしっかりと体現できるよう日々精進し頑張っていきたいと思います。
皆さまには”貢史”と呼んでいただけると嬉しいです! よろしくお願いします!」
ピーター・クラモフスキー新監督のもと、金井がどのような役割を担い、どのような存在になっていくのか。勝負どころで頼りになる男だ。清水にとっても楽しみであり貴重なピースになりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]