レアルのレジェンドが久保建英に「直電祝福」。常にサポート”約束”
マジョルカの久保建英。※写真はマジョルカ公式ツイッター(@RCD_Mallorca)より
ベティス戦ゴールのあと、プトラゲーニョがパフォーマンスをいつもチェックしていると伝える。
[スペイン1部 25節] ベティス 3-3 マジョルカ /2020年2月21日(日本時間22日5:00)/エスタディオ・ベニート・ビジャマリン
スペイン1部リーグRCDマジョルカの久保建英がアウェーでのレアル・ベティス戦で6試合ぶりに先発出場を果たし、2-3で迎えた70分に同点ゴールを決める活躍を見せた。試合は3-3で引き分け、アウェー初勝利はならなかったものの、マジョルカが貴重な勝点1を獲得した。
試合後には、久保のもとにたくさんの祝福の連絡が届いた。レアル・マドリードの情報を詳しく伝えるスペインメディア『デフェンサ・セントラール』によると、その中で、なんとレアル・マドリードで341試合・123得点を決めているエミリオ・プトラゲーニョ氏からも「個人的」な祝福の電話があったという。
フロレンティーノ・ペレス会長の側近としてクラブの渉外部門のディレクター(責任者)を務めるプトラゲーニョ氏は久保に、クラブが常にパフォーマンスをチェックしていることを伝えるとともに、最近再び調子を上げてきたことと、今回のベティス戦でのゴールを喜んだという。クラブとしては、久保がレアルとの契約を結んだことを「人生で最高の成功」と思える日まで、全力でサポートしていくということだ。
久保はレアル・マドリードと5年契約を結び、現在、マジョルカに期限付き移籍中。来季の復帰はあるのか、注目点にもなってくる。
久保はベティス戦後、マジョルカのユーチューブ公式チャンネルで公開された取材陣への対応で、次のように語った。
「これで、次はまた試合に出られるはずだと思うので、結果で示していくことが一番。毎週生き残って、どんどんチームを助けていければと思います。誰しもが先発したいですし、誰しもが90分試合に出たいです。自分は何分間の出場時間であっても最大限チームを助けることに変わりはありませんが、やはり先発で出たいですし、出られる力はあるので、それを見せられて良かったと思います」
マジョルカは6勝4分15敗(26得点・42失点)の勝点22で18位。次節は3月1日(2日2:30)、5位と好調なヘタフェCFとホームで対戦する。久保の2試合連続ゴールが期待されるところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]