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ジダン監督もテレワーク。久保建英らレンタル組をビデオで徹底追跡

レアル・マドリードのジダン監督(左)、日本代表での久保建英(右)。(C)Audi Cup 2019 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

まるでジグソーパズル。レアル・マドリードの来季メンバー編成を熟考中。

 スペインメディアの『アス』は4月1日、スペイン1部リーグのレアル・マドリードの来季陣容を予想するレポートを掲載。まるでジグソーパズルのようで、最適解を見出すのは難しいと、ジネディーヌ・ジダン監督が頭を悩ませているという。レアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍中の久保建英も、もちろん来季の戦力候補だが、レンタル継続の可能性にも触れている。

 記事によると、レアル・マドリードはバスケットボールチームの選手の新型コロナウイルス感染発覚によりトレーニング施設が閉鎖されたため、ジダン監督もテレワークで、自宅にて作業をしてきたという。そして久保らレンタル組をはじめ、これまで手元で見ることのできなかった選手のプレーを徹底追跡しているそうだ。「部屋で缶詰になっているジダン監督は、対戦相手の分析のみならず、ローン組がどのような進化を遂げてきたのかを追う機会を得ている」と記されている。

 現在、レアル・マドリードはトップチームに26人が登録され、一方、トップ契約を結んでいるレンタル組は11人。その「計37人」から「25人」にするため、最低12人は削らなければいけないという。

 レンタル組についても、「明らかなオーバーブッキングを起こし、羨ましいリストが揃う」として、マルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ)、アクラフ・ハキミ(ボルシア・ドルトムント)の復帰を有力視する。また、18歳の久保、21歳のオスカル・ロドリゲス(CDレガネス)、さらには加入したばかりの18歳のヘイニエルは”才能の宝庫”であり、トップチームでプレーするチャンスとともに、再び貸し出されることもあり得るという。一方、今季プレーしたヴィニシウスとロドリゴのふたりは、新シーズンも残留することが確実視されているそうだ。

 何より、レアルのオフの最大の仕事は、ガレス・ベイル、ハメス・ロドリゲス、ルーカス・バスケス、マリアーノらを放出すること。その工程を得なければ「空き」もできない。久保にとっても、彼らの動向は鍵を握ってきそうだ。それとも噂されてきた通り、すでに来季もレンタルでプレーする覚悟を固めているのか。多くのファンは久保が「白い巨人」でチャレンジする姿を楽しみにしていると思うが……。

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[文:サカノワ編集グループ]

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