元同僚ハンガリー代表DFが南野拓実に憧れの眼差し
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ザルツブルクで2年間ともにプレー。「自分でも同じような決断を下していた」
オーストリア1部リーグRBザルツブルクFCのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがこのほど、アメリカメディア『スタッツパフォーム』のインタビューに登場し、1月にイングランド・リバプールFCに移籍した元同僚である日本代表FW南野拓実について語った。
南野とはザルツブルクで約2年間ともににプレーした現在19歳のミッドフィルダーは、オーストリアで5年間在籍して経験を積んだ南野の決断は「最良だった」と感じているという。
「ミナミノは最良の決断を下したと思います。彼は24歳(今年1月に25歳の誕生日を迎えた)で、リバプールのような規模のクラブからオファーが来るビックチャンスは、年齢的にもラストになるかもしれなかったはずです。もしも自分が彼のような状況になっていたとしたら、同じような決断をしていたと思いますね」
ソボスライは南野のザルツブルクでの活躍を見て、移籍は時間の問題だったと感じていたという。
「昨シーズンの南野の活躍は間違いなく素晴らしいものでした。チャンピオンズリーグ(CL)でのリバプール戦でとても素晴らしいパフォーマンスを見せて、こうしたチャンスが来るのは時間の問題だったと思います。リバプールからのオファーを、彼は見事に手にしました。将来的にミナミノがリバプールで才能を示すことは、きっと可能だと思います」
そのように、今ではザルツブルクの若手にとっては憧れの的となっている。ハンガリー屈指のヤングスターは南野の出世コースに続こうと意欲を示していた。
新型コロナウイルスの拡散と予防のため中断されているプレミアリーグは、今後イギリス政府からの助言を受けながら、さらに全選手に週2回の検査を義務付けて、問題がなければ6月中旬の再開を目指す。
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[文:サカノワ編集グループ]