鎌田が執念のブンデスリーガ初ゴール!長谷部もフル出場、フランクフルトは土壇場ドロー
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
シュートから1点目も演出。ホームでフライブルクに1-3から追いつく。
新型コロナウイルスの影響による中断から欧州主要リーグで最初に再開したドイツ・ブンデスリーガは5月26日に1部リーグの4試合が無観客で行われ、アイントラハト・フランクフルトの鎌田大地がSCフライブルク戦、1-3で迎えた79分にブンデスリーガ初ゴールを決めた。試合はフランクフルトがさらに1点を加えて、3-3で引き分けた。長谷部誠もフル出場を果たした。
これまでヨーロッパリーグ(EL)では9試合・6得点と“爆発”していた鎌田だが、ブンデスリーガではゴールを決められず、本人もそのことを気にしていた。それだけに、本人にとって、チームにとっても、価値ある一発となった。
今回7位と好調なフライブルクを相手に4-4-2の布陣で臨み、鎌田は右MF、長谷部はセンターバックで、いずれも中断明け初先発。28分に先制点を与えてしまうものの、35分、鎌田が左サイドからのカットインから強烈なシュートを放つ。するとGKが弾いたこぼれ球を、アンドレ・シルバがヘッドで押し込み、前半を1-1で折り返した。
しかし、67、69分と失点を喫し、一時、1-3とリードを広げられてしまう。それでもホームチームは諦めず、79分、鎌田がゴール前へのチェイシングから、相手DFのクリアしようとしたボールを左足で押し込み、ついにリーグ戦初ゴールを決める。これで息を吹き返したフランクフルトは、さらに82分にティモシー・チャンドラーが一撃! 3-3に持ち込み、執念の勝点1を獲得した。
鎌田は今季ブンデスリーガ22試合・1得点、長谷部は同18試合出場。いずれもこの試合、フル出場している。
また、ヴェルダー・ブレーメンの大迫勇也もボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦で中断明け初先発を果たしている。日本代表FWは62分までプレーし、試合はスコアレスドローに終わっている。大迫は21試合・4得点。
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[文:サカノワ編集グループ]