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【鹿島】昨季王者の横浜FM戦へザーゴ監督は「特別な対策しない」。新スタイル貫く先の初勝利を狙う

練習で指示を送る鹿島のザーゴ監督。(C)KASHIMA ANTLERS

「昨年は半数ほどの試合で起用されている」。エヴェラウドの左MF起用もあるか?

[J1 5節] 鹿島 – 横浜FM/2020年7月18日18:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのザーゴ監督が7月17日、オンラインによるクラブ公式の記者会見を行い、翌日の横浜F・マリノス戦に向けた抱負を語った。昨季王者相手に、リーグワーストとなる開幕からのリーグ4連敗、公式戦6連敗を止めることができるか――。

 ハイラインを設定するなかで5レーンを効果的に活用し、まさにピッチ上にいる11人での全員攻撃を仕掛けてくる横浜F・マリノスの対策について、指揮官は「特別な対策はしない。これまで続けてきた自分たちのサッカーをすることが大切」と強調した。

「特別なマリノス対策よりも、これまでやってきたことを再確認する作業を続けてきました。他の試合でも変わりません。その向上、成長させるための一環で、これまで通り試合に臨むことで、それは特別な対策だと捉えていません」

 ザーゴ監督はあくまでも、取り組んできたスタイルを発揮することへのこだわりを口にする。

「自分たちのサッカーをやり続けることが大事。唯一足りないのが勝利です。試合ごとにチームが成長していることはデータにも表れています。選手たちは自信を失う必要などなく、やり続けることが重要だと言ってきました。これだけの連敗やゴールがないことは、現役を含め初めて味わう状況です。ただし、こうした状況でこそ、冷静によりよい判断をしていきたいと考えています」

 また、練習中にエヴェラウドの左MF起用も試されたそうで、ブラジル人指揮官は「エヴェラウドは昨季セリエAの試合の半数ぐらい、左サイドハーフでプレーしています(昨季ブラジル・セリエA[1部]で11ゴール)。結果につなげられる組み合わせを考え、選手を決めていきたい。左サイドにはエヴェラウドや和泉(竜司)を使い分け、明日、しっかりいい結果に結び付けたいと思います」と、オプションとして検討していることを明かした。

 そしてこの試合は、新型コロナウイルスの影響による中断明け、初めてカシマサッカースタジアムに観客を迎え入れての試合開催となる。

「プロとして、お客さんのいる前でプレーできることは最大の喜びです。お客さんを満足させて帰ってもらうことが、選手たちの一番の仕事。大きな声を出しての声援はできないということですが、その限られたなかでもチームを支え、力強さをもたらしてほしいです。サポーターと出会うことで選手たちも心強くなり、いい結果が得られるはずです」

 まずは鹿島のオウンゴール以外の初ゴール、そして初勝利なるか。昨季王者の横浜FMとの一戦で、突破口を切り開けるか――。

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[取材・文:塚越始]

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