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イブラヒモビッチがJリーグ移籍を検討?中国、ブラジル、スウェーデンとともに候補か

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ミラン残留も選択肢、リーズも獲得に名乗りを上げる。

 ブラジルメディアの『UOL』は7月23日、イタリア・セリエAのACミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが新シーズンの移籍先として、日本を候補の一つに挙げていると報じた。具体的なクラブ名などは出ていないが、今年39歳になる世界的なストライカーがJリーグの舞台に立つ日が来るのか!?

 イブラヒモビッチはアメリカとカナダで展開されるメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーから今冬ミランに加入し、半年間で15試合・7得点・4アシストを記録し、不振に喘いでいたチームを一気に上位へと導いた。ミランは1年間の延長オプションを持っている。

 また、クラブはこのほど契約間近と言われていたドイツ人のラルフ・ランゲニックではなく、ステファノ・ピオリ監督との2年契約を更新。ピオリ監督とともにミランの救世主(現在17勝8分10敗の勝点59で6位)となったイブラも、来季引き続きセリエAでプレーする可能性が膨らんでいる。

 そうしたなか、イングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドがこのストライカーの獲得に動いている。加えて、今回の記事では、「現役引退、母国スウェーデンへの復帰、日本、中国、ブラジルの市場の開拓など、将来に向けた最良の選択を検討している」と報じているのだ。つまり引退後も視野に入れた「最良の選択」を考え、アジアの市場開拓も視野に「日本」が入ってきているのだ。

 ミランがUEFA欧州チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの出場権を得られるかどうかも、来季の動向にも関わってきそうだという。セリエAは残り3試合。その間のズラタンのパフォーマンスによって、未来は変わってきそうだ。新型コロナウイルスの影響による中断挟み、やや元気を失うJリーグにとっては、ぜひ来てほしい“大物”だが――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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