遠藤航がシュツットガルトと2024年まで契約延長「最高のリーダー。チームメイトからの信頼も絶大」
シュツットガルトの遠藤航。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
遠藤自身も「目標達成のため全力を尽くします」。
ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルトは11月26日、日本代表MF遠藤航と結んでいた2022年6月までの契約について、2024年6月まで延長したと発表した。
ブンデスリーガ公式サイトでは個人スタッツが紹介されていて、遠藤の今季これまでのデュエル勝利数133回が1位であることが伝えられている。クラブはそうしたデータも取り上げて、「チームで欠かせない存在になっている」と、日本代表に選ばれれうボランチを高く評価している。
シュツットガルトのスヴェン・ミスリンタット・スポーツダイレクターは、次のようにコメントしている。
「サッカー選手としてのクオリティのみならず、そのメンタリテート、プロフェッショナルとしての振る舞いを備えるワタルは、ある意味、最高のリーダーです。彼は私たちが進むべき道、私たちが目指すことへ、同じ方向を向いています。それにワタルはチームメイトから絶大な信頼を寄せられていますね。こうして早い段階で、契約を更新できたことを本当に嬉しく思っています」
もちろん、こうして長期契約を結んだ背景には、チームの上位進出とともに、タイミングによっては将来的なビッグクラブへの移籍(売却)も視野に入ってくる。先が見えない状況下で、遠藤は安心してシュツットガルトでの戦いに集中できる――という環境を手に入れたと言える。
遠藤は「契約延長できたことを嬉しく思い、シュツットガルトで来年を迎えられることを楽しみにしています。私はここににいられることを素晴らしく思っていますし、チームの目標を達成するために全力を尽くします」とコメントしている。
ブンデスリーガ1部に復帰した今季、遠藤はリーグ8試合(720分)・1アシストを記録している。シュツットガルトは2勝5分1敗で1部8位につけている。
注目記事:ラファエル・シルバの浦和復帰はある?12月で武漢と契約満了、ACL優勝時の写真をSNS連投
[文:サカノワ編集グループ]