日本代表MF鎌田大地が不調?フランクフルト指揮官「たまには目をつむる」
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
連戦だった直近は今季初のベンチスタート。アウクスブルク戦、先発復帰なるか。
[ブンデスリーガ 13節] フライブルク – フランクフルト/2020年12月19日(日本時間23時30分)/WWKアレナ
アイントラハト・フランクフルトでチーム最多8ゴールに絡んでいる(2得点・6アシスト)日本代表MF鎌田大地が調子を落としている? 『ビルド』は12月18日、翌日にFCアウクスブルク戦を控えるフランクフルトがどのように勝とうとしているのか――その“戦略”をアディ・ヒュッター監督のコメントとともに伝えている。
そのなかで、開幕からリーグ11試合連続で先発出場していたが、15日に行われた12節のボルシア・メンヒェングラードバッハ戦でベンチスタートとなり、アディショナルタイムにピッチに立った鎌田に指揮官が言及。ミッドウィークでの一戦を挟む連戦であったこともあるが、ヒュッター監督は「ダイチは全員を奮い立たせることのできる選手です、しかしたまには目をつむる必要があります」と語っている。
つまり、時々芳しくないプレーもするが、そこを気にしないようにしているということだ。ちょっと最近精彩を欠いていると感じているようだ。
ヒュッター監督は、昨季までのヨーロッパリーグ(EL)との連戦でもあっても、長谷部誠(守備陣ではあるが)ら比較的、中心選手は固定して起用する傾向にあった。直近の試合、わずかな出場時間に終わったあたり、鎌田の“芳しくないプレー”がやや目立ってきてしまっているということだろうか。
フランクフルトはリーグ戦、9試合連続で勝ち星がない。鎌田はこれまで12試合・2得点・6アシストを記録。さらに一皮むけて、試合を決定づけるような活躍が期待される。
一方、長谷部は開幕から7試合連続でスタメンフル出場を続けたあと5試合ベンチにとどまり、直近のボルシアMG戦で再びピッチに立ち、数的不利になったあとに引き分けに終わったもののまずまずの評価を得た。
フランクフルトは2勝8分2敗(19得点・22失点)の勝点14で10位。アウクスブルク戦は日本時間12月19日23時30分から行われる。
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[文:サカノワ編集グループ]