本田圭佑と“問題児”イ・スンウがチームメイトに。ポルティモネンセが3人を獲得へ
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ポルトガルメディアが報じる。
ブラジル1部(セリエA)のボタフォゴFRを昨年12月に退団したMF本田圭佑が1月30日付けで、正式にボタフォゴFRの登録から外れて、ポルトガル1部ポルティモネンセSCに加入することで合意したようだ。ポルトガルメディア『オ・ジョゴ』が報じた。
同メディアによると、ポルティモネンセは移籍マーケット終了を迎える2月1日までに(一部では4日とも言われていたが)、日本代表としてワールドカップ(W杯)3大会連続でゴールを決めているMF本田、シント=トロイデンVVに所属する23歳の韓国代表FWイ・スンウ、そしてヴィトーリアSCの同じく23歳のフランス出身MFデニス・ポハの獲得に至ったそうだ。クラブから間もなく正式発表があると見られる。
バルセロナの下部組織出身で未来を嘱望されてきたイ・スンウだが、韓国代表での問題行動などで注目を集めてしまうなか、2019年8月からはベルギー1部のシント=トロイデンに所属してきた。しかし鈴木優磨らとともに切磋琢磨し合ってきたが(鈴木はイ・スンウを「アミーゴ」と呼んでいた)、思うように出場機会を得られずにいた。
今度は復活を期して、シント=トロイデンからの期限付き移籍で、本田とチームメイトになる。加えてポルティモネンセは買い取りオプション付きということで、期待の大きさがうかがえる。
本田とポハは、2020-21シーズン終了までの契約になる。フリーから契約を結んだ本田は1年間の延長オプション付きだと言われる。
ポルティモネンセは現在ポルトガル1部、4勝3分9敗(13得点・21失点)の勝点15で、暫定13位に位置している。しかし残留プレーオフ圏の16位ボアヴィスタFCとは1ポイント差。事実上、1部残留がシーズン後半戦の最大の目標でありノルマになる。
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[文:サカノワ編集グループ]