「キル・ユー」は「テル・ユー」。小林祐希が聞き違いに謝罪「カタールをとても愛している」
小林祐希。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
カタールサッカー協会で話し合う。
カタール1部のアル・ホールSCに所属する小林祐希が3月11日、ツイッター(アカウントは @iamyuuki4424)を更新し、自身が発した「殺すぞ」と主審から脅されたという投稿について、聞き違いであったと分かり謝罪した。小林は謝罪と経緯を報告し、今回の件に関するツイートを削除した。
小林は3月8日のアル・ガラファ戦後、その試合中にゴールキックかどうかの判定について、主審に疑問を呈したあと、「殺すぞ(I kill you)」と脅されたと告発して波紋を呼んだ。
しかし11日、小林は英語で3回に分けてツイート。カタールサッカー協会で話し合いの席が設けられたこと。そこで主審は「I kill you」ではなく、「I tell you (あなたに言っているんですよ)」と伝えていたのだと報告を受けたという。
28歳の小林は納得し、聞き違いであったと認めた。そして説明を受け、次のようにツイートで謝罪している。
「I apologize for him(Abdelrahman Ibrahim Aljassim) and for all for the tweets and the situation, I love Qatar too much and i like to live and play here , really i didn’t face any problems here all people respect me」
(私は彼[アブドゥルラフマン・アル=ジャシム]に謝罪します、ツイートとしたシチュエーションについても。私はカタールをとても愛していて、ここに生活しプレーできることが好きです。ここでは問題に直面していませんし、すべての人を尊敬しています)
アル・ホールは降格の危機に瀕している(12チーム中11位、入れ替えプレーオフ圏)。この騒動をむしろ契機に、日本代表にも選ばれてきたレフティの小林にはチームを勝たせること、チームを残留に導く活躍が求められる。
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[文:サカノワ編集グループ]