「11人に入る可能性ある」久保建英が7試合ぶり先発へ。主力2人欠場で、ヘタフェ監督明言
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
クチョが負傷、ニョムが出場停止。
[スペイン1部] ヘタフェ – エルチェ/2021年3月21日14:00(日本時間22:00)/コリセウム・アルフォンソ・ペレス
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードからヘタフェCFにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英がエルチェCF戦、リーグ7試合ぶりとなる先発出場を果たすか。複数の主力選手を欠くなか、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督が試合前の記者会見で、久保について「スタートのイレブンに入る可能性は大いにあります」と明言した。
ヘタフェはコロンビア代表FWクチョ・エルナンデスが負傷、さらに、最近中盤の両サイドでも起用されてきたカメルーン代表DFアラン・ニョムが出場停止に。そこで久保にも先発のチャンスが浮上している。
エルチェ戦前の記者会見で、ボルダラス監督は久保の起用の可能性について問われ、次のように答えている。
「彼は特別な能力を持つ選手です。試合によって、彼の力が必要になります。彼はチームに多くの助けをもたらしてくれると確信しています。私たちは彼のパフォーマンスに満足していますし、もちろん明日のスタートのイレブンに入る可能性は大いにあります」
それが果たしてリップサービスなのか、実際に重要な選択肢として検討されているのか――。とはいえ主力不在のなか、久保の力が必要とされていることは間違いない。
15位のヘタフェが4ポイント差の17位エルチェをホームに迎える一戦、指揮官は「負けることなど全く考えていませんし、素晴らしい試合をして勝つことだけに集中しています。エルチェは素晴らしい。第1戦とはまったく別のチームになっています。とても難しく厳しい相手です」と、フラン・エスクリバ監督が就任したあと次第に調子を上げてきている相手を警戒していた。
試合は日本時間の3月21日22時から行われる。
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[文:サカノワ編集グループ]