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【日本代表】セルビア戦決定!浅野拓磨とパルチザン選手「興味深い出会い」に現地メディア注目

浅野拓磨。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ストイコビッチ監督のもと、21歳の若手センターバックの選出が有力。

 日本サッカー協会(JFA)は5月13日、日本代表が6月3日にジャマイカ代表(@札幌ドーム)、11日にセルビア代表(@ノエビアスタジアム神戸)とキリンチャレンジカップで対戦すると発表した。

 セルビアを率いるのは名古屋グランパスで選手、指揮官として活躍したピクシーことドラガン・ストイコビッチ監督だ。FIFAランキングはセルビアが25位、日本が28位。どのようなメンバーが来日するかはまだ分からないものの、ヨーロッパの実力国との距離を知る貴重な機会になるか。5月下旬から国際Aマッチ5連戦の中でも、最も楽しみな一戦となる。

 そうしたなか、セルビアメディアが注目しているのが、このほど度重なる給与未払いを理由にセルビア1部パルチザン・ベオグラードとの契約を解除すると発表した日本代表FW浅野拓磨だ。今回の「イーグルス(セルビア代表の愛称)」との対戦決定により旧チームメイトと“再会”を果たすことになる。

『Sportske.net』は「6月にアサノの日本と対戦へ」と、今回の対戦決定を報じる。セルビア代表にとっては、ヨーロッパの主要リーグ終了後、EUROは予選敗退を喫しているため、9月のワールドカップ(W杯)ヨーロッパ予選を見据えての位置付けとなる。

 セルビア代表はこの大会、6月7日にジャマイカ、そして11日に日本と対戦。同メディアは、「ピクシーが選ぶ代表選手のうち、パルチザン出身の複数名の選手がアサノタクマと興味深い出会いをすることになるだろう」と伝える。そしてパルチザンの21歳の若手であるセンターバックのスヴェトザル・マルコヴィッチの選出を予想している。

 日本代表に選出された場合には、26歳の浅野にとって、さらに突き抜けて行くための“運命の一戦”になるかもしれない。

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[文:サカノワ編集グループ]

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