ロッベン引退?現役続行!?練習初日に現れず。「将来について、まだ決断していない」板倉滉と昨季チームメイト
バイエルン時代のアリエン・ロッベン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
古巣フローニンゲンで2020-21シーズンはリーグ6試合に出場。
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンから古巣であるオランダ1部のFCフローニンゲンに昨季復帰を果たした元オランダ代表FWアリエン・ロッベンだが、6月26日のフローニンゲンのトレーニング初日に姿を見せなかった。
オランダメディア『Votebal・インターナショナル』は、この37歳のドリブラーが今後について、まだ決断を下していないという。
記事によると、フローニンゲンのテクニカルダイレクター(TD)を務めるマルク・ヤン・フレッデルス氏は同日、「アリエンは自らの将来について何も決定をしていません」と語ったそうだ。
“決断”を下すまでは、彼が自身のプログラムを行っていくという。同TDは「私たちはこの件について、常に連絡を取り合っています。クラブとしては、彼に十分な選択をするための時間を与え、将来についてよく考えてほしいと思っています」と、クラブとしてはあと1年間プレーしてほしいと伝えていることも明かした。
「アリエンがもう1年、私たちの選手として一緒に活動したいと、その希望を伝えています。もちろん彼のどのような決定についても尊重します。昨シーズン一緒だったことに、とても感謝しています。続投を期待し、辛抱強く待ってください。期限は設けていません」
昨季チームメイトだったU-24日本代表のDF板倉滉は、フローニンゲンでセンターバックとして全試合フル出場を達成。普段のトレーニングで対峙してきた、オランダのスーパースターについて、次のように語っていた。
「(ロッベンは)とにかく、めちゃくちゃ上手いです。世界のトップ・オブ・トップでやってきた選手と対峙し、トレーニングから一緒にできているのはすごくプラスなこと。間近でトップの選手を見られるのは、これからの自分にとっても大きな部分ですし、同時にそういった相手とやり合わなければいけません。そういう気持ちにさせてもらえます」
バイエルンの一時代を築き、古巣に復帰した昨季はオランダ1部リーグ6試合に出場。
クラブとしてもコロナ禍の収束が見えてきただけに、この世界を代表するドリブラーに、大観衆のファンの前でプレーする機会を与えたいと思っているはずだが――。
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[文:サカノワ編集グループ]