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鈴木優磨、移籍期限迫る!アンデルレヒト、ブルージュがオファーも本命は…

鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

フェネルバフチェ、ヘルタ、ボローニャも噂されてきたが――。

 この夏の移籍を希望しているベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)のFW鈴木優磨だが、意中のクラブからオファーが届かずにいる。欧州主要リーグの移籍期間は8月末まで。各国リーグは開幕を迎え、様々な駆け引きとともに、チーム状況や選手のケガなどによって、駆け込みの補強を敢行するクラブも出てくる。25歳の日本人ストライカーはステップアップするのか――。

『フットボール・ベルギー』によると、鈴木はシント=トロイデンのトレーニングには継続して参加しているという。しかし実戦形式や試合には参加していないそうだ。

 ベルギーの強豪であるクラブ・ブルージュ、さらにRSCアンデルレヒトが、鈴木の獲得を希望。アンデルレヒトはすでに二度のオファーを出しているということだ。が、鈴木は他のリーグでのプレーを優先したいとして、断り続けているという。

 クラブ・ブルージュはSTVVに対し、移籍金350万ユーロ(約4億5000万円)プラス、活躍に応じた100万ユーロ(約1億3000万円)のボーナスを提案している。

 また、アンデルレヒトはUEFAカンファレンスリーグの出場権を得ているが、一方、クラブ・ブルージュはUEFA欧州チャンピオンズリーグのグループステージから登場。アンデルレヒトが鈴木を本気で獲得したいならば、さらなる旨味で惹きつけたいところではある。

 鈴木には、これまでトルコ1部リーグのフェネルバフチェSK、ドイツ・ブンデスリーガ1部のヘルタ・ベルリン、さらにはイタリア・セリエAのボローニャFCなどが獲得を検討していると報じられてきた。

 鈴木は鹿島アントラーズから海を渡って2年目の2021-22シーズン、ベルギー1部で34試合・17ゴールと活躍。シント=トロイデンとは複数年契約を結んでいるが、移籍金など条件が折り合えば、この夏のタイミングでの移籍が基本的に容認されていた。鈴木は憧れの舞台であるセリエAでのプレーを目指している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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