フランクフルトが最強王者バイエルンに逆転で今季初勝利!鎌田大地は出場機会を得られず
バイエルン戦で決勝点を奪ったフランクフルトのコスティッチ。(Photo by Adam Pretty/Getty Images)
敵地勝利は21年ぶり! 直近のELで先発、負傷交代した長谷部は欠場。
[ブンデスリーガ 7節] バイエルン 1-2 フランクフルト/2021年10月3日17:30(日本時間4日0:30)/アリアンツアレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部7節、アイントラハト・フランクフルトがリーグ9連覇中の絶対王者バイエルン・ミュンヘンに2-1の逆転勝利を収めた。フランクフルトはこれで今季リーグ初勝利、直近のヨーロッパリーグ(EL)ロイヤル・アントワープFC戦(〇1-0)に続き公式戦連勝を収めた。
日本代表MF鎌田大地はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。またアントワープ戦でリベロとして先発し、負傷により後半途中に交代した長谷部誠はメンバー外だった。
開始から攻め込まれ、29分、レオン・ゴレツカに先制を許す。それでも守護神のケヴィン・トラップがビッグセーブを連発(この試合だけで11本セーブ)。そうしながら、32分、コーナーキックからマルティン・ヒンターエッガーがヘッドで同点に追い付いてみせる。
そして粘り強く戦い続けた83分、様々な移籍の噂があったなか残留し“フランクフルト愛”を告げていたフィリップ・コスティッチが、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの壁を突き破る会心の左足ショットを突き刺す。これが決勝ゴールに――。
フランクフルトのアウェーでのバイエルン戦勝利は21年ぶり。シュート数は、バイエルンの20本対5本(枠内10本対3本)とアウェーチームが常に防戦を強いられたのは事実。前線のベストチョイスをまだまだ見出せず、交代出場したサム・ラマースがまったくプレスをかけに行かず終盤にヒヤヒヤするなど課題も浮かぶ。それだけに鎌田にはまだまだチャンスがあると言えるだけに、このあとの日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選10月シリーズで、一発大きな仕事をして戻ってきたい。
フランクフルトはリーグ戦1勝5分1敗で13位に浮上。バイエルンは首位のままだが、2位バイエル・レバークーゼンと同じ勝点16、3位ボルシア・ドルトムントとも1ポイント差だ。
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[文:サカノワ編集グループ]