セルティックが前田大然を獲得へ。東京五輪日本代表FW、マリノスでポステコグルー監督のもとブレイク
前田大然。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今季J1リーグ最多18ゴールを記録。
スコットランド1部セルティックFCが来年1月、横浜F・マリノスに所属する東京オリンピック日本代表FW前田大然の獲得に向けて動き出したという。イギリスメディア『TIMES』が10月22日、「アンジェ・ポステコグルーが前田大然を再びラインアップへ」と報じた。
前田は昨季途中、ポステコグルー監督のもと、ポルトガル1部のCSマリティモから横浜FMに移籍。そして今季、これまでリーグ最多18ゴールを決めてきた。その快足を生かし、東京五輪日本代表にも選ばれている。日本代表としても2試合に出場している。
その恩師であるポステコグルー監督が2021-22シーズン、セルティックに“移籍”。指揮官は1月の移籍市場での日本人選手獲得を示唆していたが、松本山雅FC、水戸ホーリーホックでも活躍し、そしてJリーグで再びブレイクを遂げた24歳の教え子にターゲットを絞ったようだ。
同メディアは「セルティックは1月の移籍ウインドーで、古橋亨梧に続く日本人の2番目のスターとして、Dizen Maeda の獲得に自信を持っている」と報じている。
『デイリー・レコード』紙なども、この情報をもとに追随している。
またポステコグルー監督は以前の記者会見で、Jリーグからのタレント獲得について、次のように示唆していた。
「日本は私たちが注目しているマーケットの一つです。私は日本のことをよく知り、彼らはシーズン終了を迎え、私たちのセットアップに合う人材を迎え入れるちょうどいいタイミングです」
「(冬のマーケットに向けて)あらゆるところを見ることができます。直近の夏の移籍ウインドーでは、目の前のことに必死になりすぎました。今回は前もって計画を立ててできるでしょう」
「1月に入る前にターゲットを特定して話し合いを開始できるので、前回のウィンドーよりもかなり迅速に交渉を成立できるはずです」
さらに求める人材は、「私たちのやりたいサッカーに合うと信じた選手を増やすべきだと考えています。そこでメンタリティは重要。勇気があり、野心的であるキャラクターです」と具体的に語っている。しかも――確かに前田はピッタリ条件など合致するタレントと言えそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]