【浦和】槙野智章の退団が正式決定、“レッズで引退”は撤回!「もう少し走り続けたい」
浦和の槙野智章。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA ※上海上港戦より
今季での契約満了に伴い。「浦和レッズとのお別れの時が、 ユニフォームを脱ぐタイミング。と考えていたのですが、今となっては叶わぬ夢となりました」
J1リーグ浦和レッズは11月16日、元日本代表DF槙野智章(MAKINO Tomoaki)が契約満了に伴い、今シーズン限りでチームを退団することが決まったと発表した。
槙野は1987年5月11日生まれ、広島県出身の34歳。182センチ・77キロ。
これまでのキャリアは、井口明神FC ― サンフレッチェ広島ジュニアユース ― 広島ユース ― 広島 ― 1.FCケルン(ドイツ) ― 浦和。
今シーズンはJ1リーグ30試合・2得点。日本代表38試合・4ゴール。2018年のロシア・ワールドカップ日本代表メンバー(1試合出場)。
槙野は次のようにコメントしている。
「『浦和レッズを愛するみなさま』
2021年シーズンまだ試合は続きますが、みなさまにお伝えしたいことがあります。
このたび、私、槙野智章は契約満了になり、浦和レッズを離れることとなりました。
浦和での10年間。
僕にとって大きな財産であり、
宝物であり、僕の全てです。
ファン・サポーターのみなさんが僕を強くしてくれました。成長させてくれました。 みなさんが居なければ今の僕は存在しません。
勝っているとき、負けているとき、 どんなときでも僕の後押しをしてくれました。みなさんの声が、作り出す空気が、いつも勇気を与えてくれて、 だから僕は勇敢に闘えました。
その声援で僕はサッカー選手として強くなれたと思っています。
浦和レッズとのお別れの時が、 ユニフォームを脱ぐタイミング。と考えていたのですが、今となっては叶わぬ夢となりました。
チームは変わりますが、
また埼玉スタジアムに帰って来た際には、
今まで浴びせたことのない特大の大きな大きなブーイングをしてください。
それまでもう少し走り続けたいと考えています。
10年の振り返りで、喜びや、悲しみ、などの多くの感情があり、文章で表しきれませんが、素直な気持ちでいうと、 とても悲しいです。
寂しいです。
それでも僕は幸せです。
ありがとう。浦和レッズ。
行ってきます。浦和レッズ。
We are REDS!」
【注目記事】
・【Jリーグ市場価格ランキング TOP20】イニエスタ7位、クバ3位…「5億円」超え1位はあの浦和DF
・浦和の「声出し応援」実証実験を政府認めず、村井チェアマンが説明「枠組みの前提『応援緩和』ではなく『入場緩和』」
・槙野の投稿を受けて!?浦和が「サッカーのまち浦和を誇りに、この街のために闘ってまいります」と声明
[文:サカノワ編集グループ]