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【浦和】日本代表DF酒井宏樹の復帰は?横浜FM戦へリカルド・ロドリゲス監督が語る。しかし詳細は…「マリノスに情報を与えたくありません」

酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

明本考浩は間に合わず。

[J1 36節] 浦和 – 横浜FM /2021年11月20日14:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が11月19日、オンラインによる取材に応じて、翌日の横浜F・マリノス戦に向けて決意を示した。来季ACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場を決めている横浜FMに対し、指揮官は次のようにチャレンジすると意欲を示した。

「マリノスと同等、あるいはそれ以上のレベルを見せたい。マリノスのスタイルははっきりしていて、一瞬でも気を抜けばダメージを与えられてしまう縦のスピードがある印象を持ちます。ただパーフェクトではありません。FC東京に大差で勝ちましたが、セレッソ大阪やガンバ大阪に負けています。この試合に集中し、全力で闘い、勝点3を獲得したいです」

「ここまで11か月戦い、残った2つの大会で大きな可能性を残し、試合を戦うことになります。全てのチームがこの状況を体験できるわけではありません。ビッグチームは最後の1か月で可能性を残しながら戦い続けるチームだと思っています」

 そのように、47歳のスペイン人指揮官はこの一戦の重要性を強調していた。

 また、酒井宏樹は直近の鹿島アントラーズ戦(●0-1)を欠場したものの、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の11月シリーズに臨んだ日本代表の活動に参加。しかしベトナム、オマーンというアウェー連戦で出場機会を得られず帰国した(オマーン戦はベンチ入り)。その右サイドバックについて問われたリカルド監督は次のように苦笑いを浮かべて言った。

「プレーできる状態ではありますが、それ以上は言えません。マリノスに多くの情報を与えたくはありません」

 一方、この中断明けの起用も見込まれた明本考浩については、「プロセスの途中にあります。良くなってきていますので、できるだけ早く復帰してほしいです。問題を抱えている選手が複数人いますので、残り1か月、できるだけ多くの選手に復帰し、力強い終わり方をしたいです」と、今回もまだ間に合わないようだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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