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注目株ゴイアスのエース、アレフ・マンガがJリーグ移籍か?190センチ大型ストライカーで今季ブラジル2部10ゴール

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

中東、MLS、メキシコも候補。さらに――。

 ブラジル・セリエB(2部)ゴイアスECに所属しているブラジル人ストライカーのアレフ・マンガ(Alef Manga)にJリーグ移籍の噂が浮上している。190センチの大型ストライカーだが、チーム最多10ゴールを決めるなどエースとして活躍。Jリーグのこれから迎えるオフの注目株の一人になるかもしれない。

 マンガは1994年11月29日生まれ、ブラジル出身の26歳。地域リーグのバンデイランテを皮切りに、セリエD、セリエCのヴォルタ・レドンダFCへと昇格。現在はヴォルタ・レドンダからゴイアスにレンタルされている。結果を残すことで2部まで這い上がってきた叩き上げの点取り屋だ。

『ESPN』の記者が11月21日に報じた記事によると、ゴイアスは来季1部昇格の可能性が高まるなか(現在昇格圏の4位)、マンガに対し、日本をはじめ、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、メジャーリーグサッカー(MLS)、さらにメキシコのクラブから獲得に向けた接触があるという。「どのクラブがこのストライカーに興味を持ち、交渉はどのような進展を見せているのかは定かではない」と伝える。彼の保有権は分割されていて、そのグループの中で、この移籍の話も進められているそうだ。

 ゴイアスがヴォルタ・レドンダに支払っているのは50万レアル(約1000万円)。ただゴイアスはマンガの買い取りオプションも付けていて、130万ドル(約1億5000万円)で獲得できる。

 ちなみに彼はゴイアスの加入会見で「ここで活躍して、家族のため、海外に行ってプレーしたい」と、さらに未来への意欲を口にしたことで、やや反感を買ってしまったという。

 マンガサイドはいくつかの選択肢を持つことで、交渉を優位に進めたい考えのようだ。高さと強さを備え、加えて技術のある(最近ではスピードも)ブラジル人ストライカーは、Jリーグで重宝される。それだけに――。果たしてマンガ本人は日本でのプレーを望んでいるのかもポイントになりそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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