本田圭佑、間もなくスードゥヴァ契約満了。新天地に東南アジア首都クラブが名乗り
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
12月はカンボジア代表の活動に参加。
元日本代表MF本田圭佑が今月末で、リトアニア1部FKスードゥヴァ・マリヤンポレとの契約満了を迎える。チームは2位で、あと1試合を残すのみ。現在35歳のレフティは負傷により最近2試合欠場している。自身のユーチューブ公式チャンネルでは、12月には事実上の監督を務める(役職はゼネラルマネジャー)カンボジア代表の活動に参加すると語っている。
アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーを退団した本田はフリーの身となり、今年9月、スードゥヴァと契約。これまでリーグ6試合・1得点を決めている。契約は11月にシーズンが終わる、今季末まで。
本人はUEFA(ヨーロッパ)圏でのプレーを希望していると言われる。それだけにクラブの意向と条件によっては、契約を来季まで延長する可能性もあるか。
一方、“Keisuke HONDA”に以前からラブコールを送っているのが、インドネシア1部のペルシジャ・ジャカルタだ。2020年冬の移籍マーケットから名乗りを挙げていて、その時は、結局、本田はブラジル1部ボタフォゴFRでのプレーを選択している。また今年に入ってからも、改めて本田獲得を希望していると現地インドネシアで何度か報じられてきた。
現在の首都ジャカルタを拠点とするチームは現在、4勝6分2敗で暫定8位。『ボラナス』はこのほど、クラブのマネジャーが17日付けで公式サイトにて、「ペルシジャは外国籍選手の獲得に向けて話し合いをしている。そのうちの一人は、ワールドカップに三度出場しているアジアのミッドフィルダーだ」と記したことを引用している。やはり――本田獲得を諦めていないようだ。
本田が東南アジアでのプレーを選択するかどうかは読めないところ。ビジネスマンとしての活動が中心となるなか、ユーチューブではサッカー面も指導者などマネジメントにより比重を置きたいとも語っていた。
ジャカルタ行きは、そもそもノーチャンスなのか。あるいはカンボジアへの移動の負担軽減(とはいえ距離はあるが)やインドネシアのサッカー熱などを伝えることで、口説き落とす可能性が高まるか!?
本田の挑戦、次はどのような展開を迎えるのだろうか。
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[文:サカノワ編集グループ]