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長谷部咆哮、鎌田歓喜!フランクフルトが90+5分弾で劇的今季ホーム初勝利。原口のウニオンを下す

90+5分の劇的ゴールで、フランクフルト長谷部も彷徨!(Photo by Alex Grimm/Getty Images)

日本代表の鎌田と原口がマッチアップする構図に!

[ブンデス1部 13節] フランクフルト 2-1 ウニオン・ベルリン/2021年11月28日15:30(日本時間23:30)/ドイチェ・バンク・パルク

 ドイツ・ブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルトとウニオン・ベルリンの一戦は、フランクフルトが90+5分のエヴァン・ヌディカの劇的ゴールで2-1の勝利を収めた。フランクフルトの鎌田大地、長谷部誠、ウニオンの原口元気が先発出場。ウニオンの遠藤渓太はメンバー外だった。フランクフルトはリーグ戦今季ホーム初勝利。

 試合はフランクフルトがボール保持率で上回り、3-5-2の2列目に原口が入るウニオンはマンマーク気味でつきながら一発を狙う展開に。

 立ち上がりからビッグチャンスを作り出すフランクフルトは22分、ショートコーナーの流れから2列目から飛び込んだジブリル・ソウがこぼれ球に反応して会心の一撃を突き刺す。

 だがホームチームはFWのプレー精度が低く、次第にボールが落ち着かなくなる。トップ下の鎌田もフィニッシュに顔を出すものの、決め切れない。

 そして後半途中、原口をベンチに下げたあと、エースのマックス・クルーゼをFWからトップ下に配置替え。ユニオンの得意とするこの逆襲パターンがハマり、ワンチャンスをモノにしてPK獲得。これを東京オリンピックドイツ代表にオーバーエイジとして参戦したエース、クルーゼが決めて同点に追い付く。

 その後はホームの声援に後押しされたフランクフルトが、左サイドのセルビア代表フィリップ・コスティッチを起点に再三にわたり打開。そして90+5分、コスティッチのクロスをヌディカが決めてみせた。ほぼ最後のプレーでの決勝点に、長谷部は咆哮し、鎌田も歓喜を爆発させた。

 鎌田は3-4-2-1のシャドー、長谷部はリベロでフル出場。日本代表の鎌田と原口がマッチアップする構図だったが、試合は鎌田に軍配が上がった。

 フランクフルトはリーグ3連勝で4勝6分3敗(16得点・17失点)で勝点18に伸ばした。一方、ウニオンは5勝5分3敗(20得点・19失点)で勝点20のまま。

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[文:サカノワ編集グループ]

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