【川崎】旗手怜央のセルティック行、移籍金なし!?ポステコグルー監督から必要とされるチーム事情とは?
旗手怜央。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
東京五輪、日本フル代表にも選出。
J1リーグ連覇を成し遂げた川崎フロンターレの旗手怜央が、スコットランド1部セルティックFCへ間もなく移籍決定か!? スコットランドの複数メディアが11月27日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)敗退を受けて、セルティックが旗手の補強を急ぎたい理由など、チーム状況をレポートしている。
『ザ・スコッツマン』は、現在セルティックの左サイドバックは、本来右サイドを本職とするクロアチア代表DFヨシプ・ユラノビッチが務めていることに言及。そのポジションに加え2列目もこなせる旗手が加わることで、多くの課題が解消されるはずだと期待を寄せる。また、移籍金が掛からず獲得できる点も、クラブにとってメリットがあると記されている。
また、『サン』スコットランド版では、セルティックがこのほどUEFAヨーロッパリーグ(EL)のバイエル・レバークーゼン戦で2-3で敗れたことに触れる。ドイツの強豪相手に、欧州チャンピオンズリーグ(CL)に挑むための力試しになるという位置付けのカードだったが、結局その壁を突破できなかった。この状況を打破するためにも、旗手が欲されているというのだ。
そして前横浜F・マリノス指揮官であるセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は試合後の記者会見で、次のように語ったそうだ。
「私たちはまだチーム作りを始めて4、5か月しか経っておらず、それは1回の移籍市場で実現できません。私たちは、特定の分野で、より多くの選手を必要としています。その差を埋めるには、ユーティリティ性のある選手も必要です。レバークーゼンは全体的にクオリティが高かった」
確かに、日本代表、そして東京オリンピック日本代表に選ばれてきた旗手を意識した発言のようにも聞こえる。
1月に冬の移籍マーケットは開く。現在J1リーグ得点ランキング1位タイの前田大然の獲得も噂されている。もしかすると、さらに……Jリーグクラブからの補強があるのか!?
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[文:サカノワ編集グループ]