【浦和】武田英寿が大宮へ育成型期限付き移籍。もはや禁断ではない!?利点も…
武田英寿。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「J1昇格に向けてチームのために全力で戦います」
J1リーグの浦和レッズは12月26日、昨季途中からFC琉球にレンタルされていたMF武田英寿(TAKEDA Hidetoshi)が大宮アルディージャへ育成型期限付き移籍することが決まった。移籍期間は2023年1月31日まで。武田は移籍期間中、浦和との全ての公式戦に出場できない。
武田は2001年9月15日生まれ、宮城県出身、20歳。パリ・オリンピック世代にあたる。178センチ・68キロ。これまでのキャリアは、なかのFC ― ベガルタ仙台ジュニア ― 青森山田中学校 ― 青森山田高校 ― 浦和 ― FC琉球。昨季は浦和でJ1リーグ8試合・0得点、琉球でJ2リーグ15試合・2得点を記録している。
武田は浦和のファンとサポーターに向けて、「このたび、大宮アルディージャに期限付き移籍することになりました。成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ってきますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。
また、大宮のファンとサポーターに向けて、「大宮アルディージャのファン・サポーターの皆さん、初めまして武田英寿です。大宮アルディージャのJ1昇格に向けてチームのために全力で戦います。応援よろしくお願いします」と決意を示している。
ポテンシャルのある若手の大宮への移籍は過去に例がない。リカルド・ロドリゲス監督をはじめスタッフが実際に視察をしたりコンタクトを取りやすいこと、育成型期限付き移籍のため、その様子を見ながら状況によってはシーズン中の復帰も可能という利点もある。
とはいえ、もちろん本人はまず大宮のために全力を尽くして戦う覚悟を固めている。霜田正浩監督のもと、両チームにとってプラスになる活躍ぶりを見せてもらいたい。
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[文:サカノワ編集グループ]