エースFW玉突き移籍、“大砲”垣田裕暉が徳島から鳥栖へ!保有権は鹿島、1年間の期限付き移籍
徳島の垣田裕暉。協力:徳島ヴォルティス
アタッカー陣が完全に引き抜かれたなか、西川潤とともに魅力的なスカッドを揃える。
徳島ヴォルティスで2年間プレーしてきたFW垣田裕暉(KAKITA Yuki)が2022シーズン、サガン鳥栖に期限付き移籍することが発表された。保有権(パス)は鹿島アントラーズが持っている。期間は2023年1月31日まで。垣田は契約により移籍期間中、鳥栖と鹿島が対戦する全ての公式戦に出場できない。
垣田は1997年7月14日生まれ、群馬県出身、24歳。187センチ・78キロ。
これまでのキャリアは、鹿島アントラーズJrユース ― 鹿島ユース ― 鹿島 ― ツエーゲン金沢 ― 徳島ヴォルティス。
昨季は自身初めてJ1リーグをフルで戦い、リーグ36試合・8得点を記録した。
垣田は「サガン鳥栖に関わる皆さま。はじめまして、垣田裕暉です。自分の特徴であるハードワークや闘う姿勢を見せて、鳥栖の勝利に貢献したいと思います! よろしくお願いします!」と決意を示している。
鳥栖からは、夏に東京五輪日本代表の林大地がシント=トロイデンVVへ、そしてこのオフに山下敬大がFC東京、酒井宣福が名古屋グランパス、さらに樋口雄太が鹿島アントラーズへ完全移籍した。
明らかに戦力ダウンをしているが、しっかりと“大砲”の補強に成功。さらにセレッソ大阪から西川潤(NISHIKAWA Jun)をレンタルで獲得するなど、着実に魅力的なスカッドを揃えてきている。
一方、1年でのJ1復帰を目指す徳島が、前線にどのようなタレントを迎え入れるのかも注目点となる。
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[文:サカノワ編集グループ]