吉田麻也が八面六臂の活躍。1対2守り切り、胸でアシスト!サンプドリアがカリアリにリード
サンプドリアの吉田麻也(22番)がガッビアディーニのゴールをアシスト! (Photo by Getty Images)
相手の決定機も止める!
[セリエA 20節] サンプドリア – カリアリ/2022年1月6日12:30(日本時間20:30)/スタディオ・ルイジ・フェッラーリス
イタリア・セリエA、UCサンプドリア対カリアリ・カルチョの一戦、サンプドリアの日本代表DF吉田麻也が八面六臂の活躍を見せている。
セリエA残留を争う両チームの対戦、サンプドリアがボール保持で上回り高い位置で試合を進める。ところが11分、センターバックのユリアン・シャボーがミス。ボールを奪われてしまうとそのまま持ち込まれ、吉田が2人のFWと対峙する構図に。それでも33歳の百戦錬磨の男は相手との間合いを上手く詰め、フランチェスコ・カプートにシュートを打たせずボールカットに成功する。さらに13分にも、相手決定機でシュートブロックで貢献してみせる。
すると18分、今度は攻撃でも“魅せる”。セットプレーの流れから、吉田が胸でパス。これを元イタリア代表ストライカーのマノロ・ガッビアディーニが豪快に左ボレーでねじ込み、サンプドリアに先制点をもたらした。吉田が今季2アシスト目を記録した。
その後はカリアリが高い位置からプレスをかけるスタイルに変更。吉田はできるだけラインを下げすぎず対抗している。
サンプドリアはこのまま勝利できれば、暫定14位まで浮上できる。
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[文:サカノワ編集グループ]