【神戸】小嶺忠敏氏の逝去で三浦淳寛監督が哀悼の意「今の自分の座右の銘は、高校時代に小嶺先生から頂いた――」
神戸の三浦淳寛監督。(Photo by Mohamed Farag/Getty Images)
「今の自分があるのは小嶺先生のお陰です」
長崎県の国見高校の監督などを務めてきた小嶺忠敏氏が1月7日に逝去されたのを受けて、同日、国見高の教え子だったヴィッセル神戸の三浦淳寛監督が哀悼の意を表してコメントをした。
「突然のご不幸を伺って、本当に悲しくて、残念です。
今の自分があるのは小嶺先生のお陰です。
小嶺先生のもと、高校時代、日本一を目指して厳しいトレーニングをすることで、実際に日本一になることができました。何より高校生活で学んだことは、人間性の部分です。
先生からは、「良い選手であることは素晴らしい。自分の人生を考えた時には、それだけでなく、良い人間性だと言われるような大人になって欲しい」と言葉をもらいました。
高校三年間で今の自分の基礎となる人間教育を受けました。自分も常に謙虚さや、今の自分がどうなのかを振り返ること、そういうことを当たり前にできるようになりました。
それは、小嶺先生の教育のおかげだと思っています。 今の自分の座右の銘は、高校時代に小嶺先生から頂いた『自信と過信は紙一重』です。
この言葉を忘れずに人生を進めていきます。
先生はサッカーに懸ける情熱は誰よりも持っている先生だと思いますし、今までずっと突っ走ってサッカーに懸けてきた分、天国で少し休んで欲しいなと思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ご冥福をお祈りします」
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[文:サカノワ編集グループ]