久保建英の指揮官「ルイス・ガルシアの復讐」なるか。マジョルカ間もなく、敵地でビジャレアル戦
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
約3年ぶり、監督在任期間ワースト「50日間」の記録を持つ古巣ベンチへ。
[スペイン1部 22節] ビジャレアル – マジョルカ/2021年1月22日16:15(日本時間23日0:15)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ
スペイン1部リーグ22節、ビジャレアルCF対RCDマジョルカ戦が日本時間1月23日0時15分から行われる。
スペインメディア『アス』はこの一戦、「ルイス・ガルシアの復讐」と題し、マジョルカ指揮官が並々ならぬ気持ちで古巣に乗り込んで来るはずだと展望している。
マジョルカのルイス・ガルシア監督は2018年12月から、ビジャレアルの監督を務めた経験がある。しかしレアル・マドリードに2-2と引き分けたものの、公式戦9試合(1勝5分3敗)、わずか50日間指揮を執って解任された。
これはワースト。同チームで監督を務めた中で就任期間“最短記録”を残してしまったのだ。もっとも、当時のチーム状態が最悪だったのも事実ではあるが……。
ルイス・ガルシア監督がビジャレアルのホーム「エル・マドリガル」のベンチに座るのは、そのチームを率いていた時以来、約3年ぶりである。
そして「久保建英、ハウメ・コスタに続いて、さらにフェル・ニーニョが戻ってきた」と、負傷や新型コロナウイルスで離れていた戦力も復帰。徐々に態勢が整うなか、勝点獲得を目指す。同メディアはルイス・ガルシア監督にとって、「この試合が、より特別なものになるのは間違いないだろう」と強調している。
そしてレアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍中の久保は、負傷により離れていた日本代表への復帰も決まった。1月15日のRCDエスパニョール戦でパーフェクトな直接フリーキック弾を決めた20歳のレフティだが、公式戦3試合連続先発なるか? そして復活をより印象付ける2戦連発も期待したいところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]