関川郁万が背番号5の決意「鹿島の一桁、ものすごく光栄。責任感、覚悟をより持ってやっています」
鹿島の関川郁万。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
町田浩樹と犬飼智也が退団、「穴埋めということではなく、もっともっと向上していきたい」。
J1リーグ鹿島アントラーズの関川郁万が1月31日、オンラインの取材に応じて、宮崎キャンプでの感触を語るとともに、新シーズンへの意欲を示した。
流通経済大柏高校から加入してプロ4年目、背番号をルーキーイヤーからつけていた「33」から「5」に変更した。関川にとって「好きな番号」であり、クラブに「5番がいいです」と伝えて“実現”したそうだ。
町田浩樹と犬飼智也が退団した。胸に秘めた思いは特別で、21歳のセンターバックは闘志を燃やす。
「鹿島の一桁を背負えるのは、ものすごく光栄ですし、そのなかでもちろん結果にこだわり、責任感、覚悟をより持ってやっています。まだシーズンは始まっていませんが、今年はセンターバックが二人去ったので、穴埋めということではなく、もっともっと向上していきたいと思います」
日本政府の水際対策の措置により、レネ・ヴァイラー監督の入国の目処がいまだに立っていないが、オンラインを通じて、戦術などを共有している。
「監督、コーチ陣が代わり、チームも選手も若返り、今、鹿島は変わる時だと感じています。そこで(土居)聖真くんがキャプテンになり、ここでタイトルを獲って、若いチームなので勝点を取り続けたら勢いに乗れるかなと感じています。今年こそ、タイトルを知らない人がたくさんいるので、勝って勢いづけたいです」
2021シーズンはリーグ13試合、公式戦トータル21試合に出場した。着々と進化を遂げるなか、「5番」を背負う関川が鹿島を支え、勝利へと導く。
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[文:塚越始]