「本田圭佑はすでにプロ引退」発表はないが…ブラジルメディアで報じられる
カンボジア代表で指揮をとる本田圭佑。 (Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)
ウイニングイレブンの“能力値”の話題に触れ――。
ブラジルメディア『UOL』のゲーム専門サイト「Observatorio de games」は2月7日、日本代表としてW杯3大会連続出場中の本田圭佑が自身のユーチューブチャンネルで、「ウイニングイレブン」の自身の能力値の低さに、「訴えてやろうかと思った」とぶち切れたパートを改めて紹介した。
本田は2012年にビジネスを開始するまで、「本当にサッカーだけ」の生活を送ってきたと言い、サッカーゲームのウイニングイレブンもよくプレーしていた。しかしそこで本田が自分自身を選択するのだが、能力値があまりに低く設定されていると常に腹を立ててきた。
「能力値が低いからふざけんなと。(コナミを)訴えてやろうかと思った。俺の試合をちゃんと見に来い。100歩譲って足が遅いのはいいよ。ただ左足のパワーとかキックとか、ほとんど世界トップレベルだから、ちゃんと載せておけよ! データに! そうゲームで自分を使いながらぶち切れていましたね」
そのように本田がゲームと格闘したことを紹介している。
ただ、この記事では、ブラジルのボタフォゴFRでもプレーしたレフティについて、「本田は現在35歳で、プロ選手を引退している」と伝えている。そして「現在はカンボジア代表のコーチ(監督)を務めている」と、肩書は「コーチ」だとしている。
ちなみにU-23カンボジア代表は2月14日から26日まで、同国で開催されるAFFU23選手権に臨むことになっている。
実際は、本田自身、プロ選手としての引退など明言していない。
ただ、昨年9月から11月まで在籍したリトアニア1部FKスードゥヴァ・マリヤンポレを退団したあと、カンボジア代表のマネジメントに力を入れて、2か月以上、選手としてはフリートランスファーで「無所属」のままとなっている。確かにそうなると「監督(コーチ)」が肩書になるとも言える。
とはいえ、自分自身の肩書を一つにする概念に捉われず、本田は「チャレンジャー=挑戦者」だと公言してきた。プロの現役選手であるかどうか、「プロ引退」うんぬんにそこまでこだわらず、このまま“挑戦”を続けていく可能性もある。
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[文:サカノワ編集グループ]