鹿島&メルカリ、アントラーズのSDGs推進グッズ販売。収益は全てアカデミーの強化費に
「アントラーズ30周年アニバーサリーウォール」をアップリサイクル。(C)KASHIMA ANTLERS
アップリサイクルしたトートバッグ、キーリングなど6種類、約300点!
株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーと株式会社メルカリは2月18日、SDGs推進に向けた新たな取り組みとして、「メルカリShops」にて、鹿島アントラーズのアニバーサリーウォールをアップサイクルして共同開発したトートバッグ、キーリングなど6種類、約300点のグッズを販売開始したと発表した。
鹿島とメルカリが共同開発したアップサイクル商品は、クラブ創設30周年を記念し、カシマスタジアムにて昨年3月から6月にかけて展示された、横幅15メートルの「アントラーズ30周年アニバーサリーウォール」を活用したもの。展示期間終了後、頑丈なターポリン素材でできたアニバーサリーウォールを廃棄するのではなく、新しい商品にアップサイクルすることで、限られた資源を有効に使う循環型社会の実現を体現するために企画された。
“デザインの寿命を長くする” を哲学として掲げるクリエイティブユニット「蝉 semi」の協力のもとデザインされた。制作には障がいのある方がモノ作りや縫製・製菓等に取り組む千葉県木更津市の福祉作業所「hana」が携わっている。
商品の販売は「メルカリShops」内の鹿島アントラーズ公式Shopを通じて行われる。販売収益は全て、鹿島アントラーズのアカデミーの強化費に充てられる。
鹿島は「SDGs達成に向けた全社的な取り組みを目標に掲げ、今回のアップサイクルグッズ販売や昨年から実施しているスタジアムでの環境に配慮されたカトラリー採用などを通じ、今後もSDGs推進に力を入れてまいります」と、今後の方針を示している。
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[文:サカノワ編集グループ]