浦和への移籍が噂されたソティリウ、「彼は行きたくない」キプロスメディアが“近しい”関係者の話として報じる
ルドゴレツのピエロス・ソティリウ。 (Photo by Jurij Kodrun/Getty Images)
ブルガリアのルドゴレツで14試合・12ゴールと活躍。
J1リーグ浦和レッズへの移籍が噂されたブルガリア1部PFCルドゴレツ・ラズグラトに所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(Pieros Sotiriou)だが、2月17日、母国キプロスメディアが「今回は移籍しない」と報じた。
『ゴール・コム・キプロス』によると、ソティリウに「近い関係者からの話」として、次のように報じている。
「ピエロス・ソティリウはブルガリアから移らない。それが事実だ。
キプロスのストライカーに近しい人から聞いた話である。極東から来たオファーは、ピエロスにとって金銭的な面で魅力的だったのかもしれないが、本人は行きたくないという」
その“距離”が最大のネックだという。
「(日本は)キプロスから何千キロと離れている。現在はブルガリアで非常に上手く行き、ゴールも奪えて、チームメイトとも一体となっている。そういった国への移籍はとても難しい状況だ」
とはいえ将来的な移籍の可能性――次の夏の移籍マーケット では、“ある”という。が、29歳のストライカーはヨーロッパを優先するそうだ。
「夏にヨーロッパからオファーがあれば、彼の反応も変わってくるかもしれない」
ソティリウを巡っては、ルドゴレツが浦和からオファーを受けたものの一度拒否し、その後、条件も引き上げられて最交渉にあたっている、とブルガリアメディアで報じていた。その移籍金は約2億円、あるいは200万ユーロ(約2億6000万円)とも言われていた。
一方、ルドゴレツのコズミン・モッチ・テクニカルダイレクター(TD)は「どのチームからもオファーは来ていません。もしもオファーがあれば、どの選手であっても交渉に応じています」とも語っていた。
ソティリウは1993年1月13日生まれ、キプロス出身、29歳。FW。キプロス代表として51試合・11得点を記録。首位に立つルドゴレツで今季リーグ14試合・12得点、公式戦29試合・17得点と活躍している。
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[文:サカノワ編集グループ]