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浦和がヘルシンボリと「交渉」。FWアントニー・ファン・デン・フルクの獲得を目指し…本人は残留示唆

浦和レッズのサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

スウェーデンメディアが報じる。

 J1リーグの浦和レッズが、スウェーデンリーグ1部に今季昇格したヘルシンボリIFのキュラソー代表FWアントニー・ファン・デン・フルク(Anthony van den Hurk)の獲得に向けて動いていたようだ。スウェーデンメディア『フットボール・ディレクト』は3月3日、今週火曜日(1日)、浦和とヘルシンボリが「交渉」しているという情報を得たと報じた。

 また、記事ではこの件について、本人がスウェーデンの別媒体『HD』の取材に応じた際のコメントを引用。ファン・デン・フルク自身はあくまでも噂だと強調しているそうだ。

「私がそれに関して多くを言うことはありません。それもまたサッカーでありますが、噂に過ぎません」

 昨季2部リーグで25試合・17得点と活躍し、チームの1部昇格の原動力になった。ただこのオフには、1部名門のAIKソルナからのオファーが届いたものの、彼は残留を決断。「エージェントは常に忙しくしていますが、私はここでの生活を楽しんでいます。私が他に移籍する理由は多くありません」と、ヘルシンボリでの生活に満足しているという。

 また、スポーツディレクターであるアンドレアス・グランクヴィストも、ファン・デン・フルクの残留を希望しているそうだ。

 ファン・デン・フルクは1993年1月9日生まれ、オランダ・ウェフル出身の29歳。生粋のストライカー。180センチ。キュラソー代表として5試合・1得点を記録。現在はスウェーデンリーグのヘルシンボリIFに所属し、2021シーズンはスウェーデン2部リーグ25試合・17得点を記録。チームは3位で終え昇格を果たした。

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[文:サカノワ編集グループ]

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