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【神戸】ロシアから脱出、日本復帰の橋本拳人「いろんな感情が込み上げてきた。不思議な気持ち」古巣FC東京戦で新たなキャリアの一歩を踏み出す。チームは開幕から9戦勝利なし…

FC東京戦後に取材に応じた神戸の橋本拳人。協力:FC東京

後半途中、イニエスタと代わって味スタに立つ。

[J1 7節] FC東京 3-1 神戸/2022年4月6日19:00/味の素スタジアム

 J1リーグ7節、FC東京がアダイウトン、森重真人、ディエゴ・オリヴェイラのゴールでヴィッセル神戸に3-1の逆転勝利を収めた。神戸は4分5敗の17位で、開幕から泥沼のリーグ9試合勝ち星なし。

 またこの試合、ウクライナ情勢に伴うFIFA(国際サッカー連盟)の措置により、ロシアのFCロストフから神戸に緊急加入したMF橋本拳人が58分、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと代わってピッチに立ち、Jリーグ復帰を果たした。しかも古巣であるFC東京との一戦で、新たなキャリアの一歩を踏み出した。

 橋本は試合後に取材に応じて、「難しい状況での投入となりましたが、結果が出なかったこと非常に残念に思います。そこに貢献できなかった悔しさが今は一番あります」と振り返った。

 慣れ親しんだ味の素スタジアムでの復帰戦。日本代表にも選ばれてきたボランチは、「味スタに着いた時やピッチに入った時、いろんな感情が込み上げてきました。このクラブで育ったことは間違いなく、不思議な気持ちでした。今はヴィッセルの選手なので、神戸のためにこれから頑張っていきたいです」と複雑な心境を口にした。

 しかし、チームの悪い流れを変えることはできなかった。橋本には、そういった大きな役割が期待されている。

「いい時間帯、悪い時間帯がどのチームにもあり、ここ2試合、3失点が続いているので、まず守備をしっかり安定させて、そこから攻撃を出していかなければいけない。具体的な改善策はこれからチームで話し合っていくべきだと思います。チームの力になれたら、と自分は思っています」

 神戸は10日、アウェーでサンフレッチェ広島と対戦。そのあとAFCアジアチャンピオンズリーグに臨む。

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[文:サカノワ編集グループ]

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