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【鹿島】ルヴァン杯、上田綺世1ゴールなど2得点に絡む圧巻の活躍「僕は周りに生かされるタイプ。チームメイトとサポーターの皆さんに本当に感謝」アンカー三竿健斗も機能、C大阪に3-1

鹿島の上田綺世。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

セレッソは鮮やかな連係から、北野颯太が一矢報いる一撃。

[ルヴァンカップ GS4節] C大阪 1-3 鹿島/2022年4月13日19:00/ヨドコウ桜スタジアム

 ルヴァンカップのグループステージ4節、鹿島アントラーズがアルトゥール・カイキ、上田綺世、ブエノのゴールでセレッソ大阪に3-1の快勝を収めた。今大会3連勝していたC大阪だが初黒星を喫し、この試合でのプレーオフステージ進出を決められず。鹿島は勝点7に伸ばし、首位C大阪と2ポイント差に迫った。両チームは次戦にもプレーオフステージ進出が決まる。

 日本代表の上田は先制点のPK獲得、そして自らのゴールで大きな1点を決めるなど、またも圧巻の存在感を示した。

 32分、アンカー起用の三竿健斗の縦パスから抜け出す。すると鹿島の18番は進藤亮佑に倒されてPKを獲得。これをカイキが決めて先制した。

 そこから主導権を握った鹿島は52分、カイキのスルーパスから上田が左足のシュートを決めてチーム2点目! そして87分、途中出場の樋口のコーナーキックにブエノが高い打点のヘッドで合わせて、ゴールネットを揺らした。

 一方、C大阪は74分に上門知樹のヒールパスから北野がファインショットを突き刺し、試合終盤にも毎熊晟矢が決定的なヘディングシュートを放ったものの……枠を捉え切れず。

 三竿のアンカー起用が奏功するなど収穫も多かった鹿島が3-1の勝利を収め、プレーオフステージ進出に大きく近づいた。4月23日の次戦は、鹿島がホームで大分トリニータ、C大阪が再びホームでG大阪と対戦する。

 上田は試合後のフラッシュインタビューで「なかなか自分たちのボールにならない展開が続きましたが、みんなで耐えていい勝利になったと思います」と喜んだ。そして背後のスペースを突いて、PKを獲得し、さらに左足での一撃と2ゴールに絡む活躍を披露。2・3月のJリーグ月間MVPを受賞するなど好調にあるが、「僕の武器は動き出しで、周りに生かされるタイプ。チームメイトとサポーターの皆さんに本当に感謝しています」と語った。

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