鳥栖が2億円の純損失、増資で債務超過4億6400万円に減少。河村孝氏が取締役就任
サガン鳥栖のエンブレム (C)SAKANOWA
過去4年の中では純損失額は最も少なく。
J1リーグのサガン鳥栖を運営する株式会社サガン・ドリームスは4月23日、18期(2021年2月1日から2022年1月31日まで)の定時株主総会を行い、収支が報告された。同期の営業収入は22億6757万円で、1億7069万円の経常損失を計上。当期純損失は2億2093万円だった。
純資産の赤字額(債務超過)は4億6402万円に減額している。同社は2021年7月23日、第三者割り当てにより4億5054万円の増資を実施したと報告している。
なお、同社の純損失額は2018年5億8179万円、2019年が20億14860万円、2020年が7億1513万円で、過去4年の中では昨年は改善が見られる。
同社は従業員の状況も報告。同期末現在、従業員数は25人、2人増、平均年齢は35.6歳、平均勤続年数は4.5年ということだ。
また、レノファ山口の監督、ゼネラルマネジャー(GM)を経て社長を担ってきた河村孝氏が新たに取締役に就任した。河村氏は1968年6月20日生まれ、53歳。山口県立山口高校卒、マツダSC(現:サンフレッチェ広島)、Jリーグ発足時の横浜フリューゲルスでプレーしている。
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