×

【鹿島】日本代表FW上田綺世が左足で2得点「ゴールのバリエーションがFWの価値に直結。いろんなゴールを決めていきたい」。磐田に3-1勝利

上田綺世。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アルトゥール・カイキが先制弾、首位キープ。

[J1 11節] 鹿島 3-1 磐田/2022年5月3日15:03/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ11節、鹿島アントラーズがアルトゥール・カイキの先制点と日本代表FW上田綺世の2ゴールで、ジュビロ磐田に3-1の勝利を収めた。ホームでの約1か月ぶりのリーグ戦勝利で、首位の座をキープした。

 開始29分、樋口雄太のコーナーキックにアルトゥール・カイキがヘッドで合わせて先制。さらに35分、鈴木優磨のスルーパスから上田がDFの前へ体を入れて左足でショットを放ち2点目に。

 後半、磐田は戦術を修正して流れを掴む。71分、ショートコーナーから後半開始に投入されたファビアン・ゴンザレスがヘッドで押し込み1点差とする。

 しかし、この日の主役は上田だった。

 78分、自らペナルティエリア内にじわじわと持ち込みながらタイミングを計り、最後は左足を振り抜くと、GKアレクセイ・コシェレフの牙城を破り、ニアサイド上部をぶち抜いてみせた。

 そして鹿島はその後も攻め抜いて、3-1の勝利。8勝1分2敗の勝点25で首位をキープしている。

 上田は試合後のフラッシュインタビューで、「(1点目は)優磨くんが上手く足元に受けてくれたので、いい抜け出しができました。優磨くんとお互いにいい持ち味を出せたと思います。(2点目は)前半上手くいっていただけに、後半なかなか上手くいかず我慢の時間が続いたので、いろんな意味もあるゴールになったと思います」と振り返った。

 この日はいずれも利き足とは逆の左足でのゴールに。23歳のストライカーは「ゴールのバリエーションはFWの価値に直結するので、いろんなゴールを決めていけるように、これからも練習していきたいです」と喜んだ。

 そして、この日はゴールデンウィークとあって2万6493人が来場したなかでの勝利に。上田は「お休みのなか、これだけのお客さんに来てもらえて、すごく嬉しいです。その後押しあっての今日の勝利でした。これからも一緒に戦ってください」とサポートに感謝した。

【注目記事】
「鎖につながれては…」アギーレ監督、久保建英のトップ下起用の理由説明。マジョルカはバルセロナに1-2敗戦

香川真司が東南アジア強豪へ移籍?「候補の一人に浮上」

W杯大逆転選出、難しいか…大島僚太が負傷、全治8-10週間

Ads

Ads