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W杯大逆転選出、難しいか…大島僚太が負傷、全治8-10週間

川崎の大島僚太。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

6月シリーズ招集は絶望的だが…。登里享平は肉離れで全治約12週。

 J1リーグの川崎フロンターレは5月3日、3月30日のトレーニングで負傷した大島僚太が、右足関節靭帯損傷と右近位脛腓靭帯損傷で全治約8週から10週程度(受傷日から)を要する見込みであると発表した。

 29歳の司令塔は今季、富士フィルムスーパーカップ、J1リーグ開幕のFC東京戦とスタメン出場を続けたが、その後、3月19日のサンフレッチェ広島戦に出場したあと戦線から離脱。これまでリーグ3試合、公式戦4試合出場にとどまっていた。

 2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)では、日本代表入りを果たした。しかし本大会では出場機会を得られず。王者・川崎の「10番」として、カタールW杯への出場も期待されてきた。

 日本代表にはこれまで7試合に出場。2019年12月に韓国で開催されたE-1東アジア選手権では2試合に出場し、香港戦ではキャプテンマークを巻いている。

 復帰時期を考えると、ブラジル代表など強豪と激突する6月シリーズの招集は難しくなった。あり得るならば、国内組のみで臨む7月日本開催のE-1東アジア選手権への“滑り込み”からの大逆転か――。ただ、W杯への道は状況的にかなり難しくなってきたと言える。

 何より稀代のゲームメーカーの完全復活が待たれるところだ。

 また、川崎は登里享平についても、4月16日のトレーニング中に負傷し、右大腿二頭筋肉離れで、全治12週(受傷日から)程度を要する見込みであると発表した。

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