「自分でも信じられない」遠藤航がブンデスリーガ最終節『マン・オブ・ザ・マッチデー』に。90+2分劇的決勝ダイビングヘッド、シュツットガルト1部残留
シュツットガルト遠藤航が90+2分に決勝弾!(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)
コーナーキックから、伊藤洋輝アシスト!
[ブンデスリーガ 34節] シュツットガルト 2-1 ケルン/2022年5月14日15:00(日本時間22:00)/メルセデス・ベンツ・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部の最終34節、VFBシュツットガルトが日本代表MF遠藤航の90+2分のゴールで、1.FCケルンに2-1の勝利を収め、15位に順位を上げて来シーズンの1部残留を決めた。
シュツットガルトは先制しながらも後半途中に追い付かれた。このままでは16位に終わり、2部3位との入れ替え戦プレーオフに臨むことになる。
すると15位にいたヘルタ・ベルリンは、ボルシア・ドルトムントに84分に1-2と逆転を許す。
そして90+2分だった。シュツットガルトのラストチャンス。
左コーナーキックから、ニアに走り込んだ伊藤洋輝がヘッドでファーへフリック。相手がボレーでクリアしようとしたところ、遠藤がダイビングヘッドで飛び込む。一歩先に触れたボールは、ゴールネット上部に突き刺さった。
メルセデス・ベンツ・アレーナは狂喜乱舞! シュツットガルトはこのまま逃げ切り、2-1の勝利を収め、劇的に1部残留を決めた。
そしてブンデスリーガは34節の「マン・オブ・ザ・マッチデー」に遠藤を選出。「シュツットガルトの救世主になった」とたたえた。
遠藤は試合後のヒーローインタビューで、「こんな瞬間、味わったことがありません。ドルトムントがラスト5分でスコアを動かして、私たちがラスト2分で勝てた。しかも、僕がゴールを決められた。自分でもまだ信じられません」と興奮気味に語った。
ヘルタ・ベルリンが1・2部入れ替え戦プレーオフに回ることが決定。また奥川雅也の所属するアルミニア・ビーレフェルト、グロイター・ヒュルトの2部降格が決まっている。ブンデスリーガ2部の最終節は今日15日に行われる。
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