シャルケ、スポルティングの鹿島FW上田綺世“獲得検討報道”、信ぴょう性低い?6日、日本代表としてブラジル代表と対戦へ
上田綺世。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
さらにフライブルクの名前も――。
ポルトガルメディア『ア・ボーラ』はこのほど、ポルトガル1部の名門スポルティングCPが鹿島アントラーズの日本代表FW上田綺世の獲得を検討していると報じた。
東京オリンピック日本代表として昨年戦い、日本代表ではこれまで国際Aマッチ8試合に出場。今回の6月シリーズに臨んでいる日本代表にも選ばれていて、6日のキリンチャレンジカップ・ブラジル代表戦ではフル代表での初ゴールが期待される。
鹿島のエースとして現在J1リーグでは最多10ゴールを決めている。それだけにこうした噂が、移籍マーケットの開く時期に出るのは不思議ではないと言える。
ただ、『ア・ボーラ』の記事は「日本のメディアによると」と引用について触れている。これについて調べたところ、今年に入って作られたツイッターのアカウントが発した情報によるもののようだ。スポルティングとともに、ドイツ・ブンデスリーガ1部に復帰したシャルケ04も、この23歳のストライカーに関心を示していると伝えている。ただし信ぴょう性が高いとは言えない。
上田自身は、プロフェショナルとしてまず鹿島でのタイトル獲得にプライオリティを置いて、2019年夏から3年間戦ってきた。“自分の成長のため”にリーグ戦で首位を争うこのタイミングで移籍することは、やや考えにくいと思われる。とはいえ、もちろん彼のみならず多くの人が関わる話だけに、状況が一変することもあり得る。
上田にはドイツ・ブンデスリーガSCフライブルクも興味を示していると報じられている。
日本代表はこのあとブラジル代表戦を経て、10日にガーナ代表、14日にチリorチュニジア代表と対戦する。
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