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中田英寿、小野伸二、宮本恒靖…日韓W杯20周年記念式典に駆け付ける。日本代表対ブラジル代表戦前に埼スタで

日韓W杯戦士が集結。写真提供:日本サッカー協会・(C)JFA

トルシエ氏殿堂入りを祝う。

 日本サッカー協会(JFA)主催の2002FIFAワールドカップ20周年記念レセプション記念レセプションが6月6日、日本代表対ブラジル代表戦前に埼玉スタジアムで行われた。

 コロナ禍で実施できていなかったフィリップ・トルシエ元監督への殿堂レリーフ贈呈・スピーチなどが行われた。スケジュールの都合により、全員はレセプションに参加できなかった。

 この日駆け付けたのは、同W杯日本代表の楢崎正剛、曽ヶ端準、森岡隆三、中田浩二、宮本恒靖、服部年宏、市川大祐、森島寛晃、戸田和幸、中田英寿、小笠原満男、小野伸二、西澤明訓、柳沢敦、スタッフがトルシエ、和田一郎、早川直樹、並木磨去光、三木裕昭(敬称略)。自国開催で初のベスト16入りを果たした代表戦士たちはこの日のブラジル戦を観戦。試合中に中田と小野が並ぶ姿が会場で流されると、どよめきも起きた。

 トルシエ元監督は「このように遂行してきた使命がポジティブな形となり、力強い形で示していただき、それは大きな名誉です。日本での4年間、物質面をはじめあらゆる条件を整えていただきました。選手個々、チームとしての資質の高さがあり、それは日本サッカー協会がしっかりとした育成の方針のもと育ててきたからこそ備わっていたと思います。加えて温かいサポーターのご支援をいただきました。そうした全てが集まったチームとして、強く自信を持って2002年を戦えたと思っています」と、改めてサポートに感謝した。

 また、田嶋幸三会長は「この20年はあっという間で、その節目でありサッカー協会101年目に、W杯予選をしっかり突破できたことは、責任を果たせて少し肩の荷が軽くなりました。ただカタールW杯に向けて、どれだけ準備してできるか。W杯が日本に来たからこそ7大会連続で出場できていると思います」と語った。

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