日本代表MF堂安律がメディカルチェック合格!フライブルク加入、正式発表へ
堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
PSVが得る移籍金は12億以上か。
オランダ・エールディビジ(1部)PSVアイントホーフェンの日本代表MF堂安律(DOAN Ritsu)が7月4日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のSCフライブルクに完全移籍することが決定的になった。移籍情報サイト『フットメルカート』は同日、堂安が現地でメディカルチェックに合格したと報じ、あとは正式発表を待つのみということだ。
オランダメディア『フットボール・インターナショナル』では、PSVが得る移籍金(契約解除金)は850万ユーロ(約12億円)プラス出来高、『フットボールメルカート』は約900万ユーロ(約12億7000万円)と報じている。
堂安は2020-21シーズン、PSVからアルミニア・ビーレフェルトに期限付き移籍し、奥川雅也とともに1部残留に貢献。本人もドイツでのプレー続行を希望したものの、ビーレフェルトは高額な金額を理由に買取オプションを行使しなかった。
オランダに戻った堂安は2021-22シーズン、右ウイングの主力として躍動。リーグ24試合・8得点・1アシスト、公式戦通算39試合・11得点・3アシストと活躍し、KNVBカップ優勝を果たした。日本代表では国際Aマッチ26試合・3得点。カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍も期待される。
またPSVを率いてきたドイツ人のロジャー・シュミット監督がポルトガル1部SL1ベンフィカへ移籍するなど状況も変化。1.FSVマインツ05への移籍が近づいているとも報じられていたなか、フライブルク行きへと傾いたようだ。
フライブルクは昨季リーグ15勝10分9敗(58得点・46失点)の勝点55で6位に入り、新シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を得ている。
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