【浦和】鈴木彩艶の日本代表入り。西野TDは喜ぶ一方「一人だけか、という印象も」
鈴木彩艶。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
19歳ながらパリ五輪世代のU-21日本代表Tは中心選手、ACL決勝トーナメント進出にも貢献。
J1リーグ浦和レッズの西野努テクニカルダイレクター(TD)が7月14日、オランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムから完全移籍で獲得したFWブライアン・リンセン(Bryan Linssen)のオンラインによる加入記者会見に同席し、そこでE-1東アジア選手権に臨む日本代表にGK鈴木彩艶が選出されたことについての質問に答えた。
浦和では19歳ながら今シーズン、セントラル開催のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で4試合を守って決勝トーナメント進出に貢献。国内リーグはベンチ入りしているが、まだ出場機会を得られずにいる。一方、パリオリンピックを目指すU-21日本代表では中心選手として、先のウズベキスタンU-23アジアカップでは3位入賞を果たした。
とはいえ、浦和には、先日J1リーグ最多170試合無失点を記録した36歳の西川周作がいる。鈴木、牲川歩見と切磋琢磨し合いながら、開幕からリーグ全試合出場を続けている。
西野TDは次のように答えた。
「もちろん喜ばしいことですし、(一方で)一人だけか、という印象もあります。チームの成績が影響したのかもしれませんが、加えて西川選手も選ばれて良かったのではないかと思っています。今の浦和レッズは3人とも素晴らしく、彩艶選手が選ばれたのは当然の選手であると思います」
そのように、むしろ鈴木以外に選出されなかったことに、クラブの強化責任者として、やはりチームがより強くなり成績を上げなければいけないと感じていた。
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