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【浦和】パリSG戦後、ゴール裏にもう1枚の横断幕が掲げられる

ルヴァンカップ、ACL、そしてリーグ戦――2022シーズン、後半戦へ。

[Jリーグ プレシーズンマッチ] パリSG 3–0 浦和/2022年7月23日19:00/埼玉スタジアム

『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』フランス1部リーグのパリ・サンジェルマン対 J1リーグ浦和レッズ戦、浦和は松尾佑介らが決定機を作り出したがモノにできず0-3で敗れた。

 この試合前に浦和サポーターが北ゴール裏席に掲げた、チケット代金の高さを揶揄する英語の横断幕が話題を集めた。

“ ¥3,000 for Urawa v6-time UCL winners Bayern, and ¥8,000 for PSG who haven’t won UCL.  You joking?”

(浦和 対 UCL6回優勝のバイエルンは3,000円、UCLをまだ一度も獲得していないPSGは8,000円。冗談ですか?)

 ただ、この試合後、ゴール裏に選手たちがあいさつに来ると、もう1枚のメッセージが掲げられた。

“浦和の男なら掲げたものを死ぬ気で掴みとれ”

 浦和は来週末の30日、ホームでリーグ2連覇中の川崎フロンターレと対戦する。そして、そこからルヴァンカップ、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)との連戦が待っている。

 クラブが今季掲げた目標はリーグ制覇。現在首位の横浜F・マリノスとは16ポイント差開き、順位も8位。残りは12試合で、現実的に逆転は難しい。

 とはいえ強化体制が変更されて3年目、リカルド・ロドリゲス監督の就任からは2年目――。メンバーが大幅に入れ替わったなかで、昨季の天皇杯制覇に続く、全員で喜びを共有できるような成果の果実がほしい。

 ブライアン・リンセンのまさかの負傷は痛恨だが、軽傷であると祈りたい。ここから3か月半、まさに息つく暇もないなか、心に訴えるようなインパクトのある戦いを見せてもらいたい。

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